高齢期になっても前向きな人生『スマートエイジング』を実現するために脳科学理論から誕生した「学習療法」を柱として、地域の新たなコミュニティづくりに挑戦し、地域の可能性を追求します。
「空(そら)」は「無限の可能性」、「音(おと)」には「声・言葉」という意味があります。
高齢期を前向きに歩むため、お一人おひとりの可能性や地域の可能性を追求したいと思い、
名付けました。
認知症と診断されている多くの方から「周囲や子どもたちに迷惑を掛けたくない」と伺います。
認知症になることは老化として避けられないことなのかも知れませんし、私自身も認知症になる可能性があると自分事として考えています。
それでも幸せに、楽しく人生を歩むことができるように努力できることがあるのであれば実践したいと思っています。
ご存じのように認知症の症状と一口に言っても、性格や人生などと結びついている症状はその方によって十人十色です。しかし、認知症の症状がどんなに進んでも自分のことがわかり、記憶することが難しくなっても大切な家族の顔や名前は忘れてほしくありません。
私はこれまでの介護の関りから、人は最期まで「他人のために役立ちたい(役割のある)存在」であると信じています。最期の役割とは何かと言えば、お別れの際に傍にいる人に感謝を伝えられることではないでしょうか。
お互いが「これで良かった」と言えるお別れができた時、伝えられた感謝の気持ち、「ありがとう」の言葉は残された者にとって悔いとなることは無く、「明日を生きる勇気」になるのだと思います。そして、私はここを見据えた仕事をしていきたいと思っています。
合同会社SORA 代表社員 深沢覚久