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カフェ「かけはし」

LiveBridge下関は、当初「まちをケアするカフェ」を参考に酒GO会という飲みニケーションの場を経て「まちカフェしものせき」としてスタートしました。

住んでる地域がより住みやすくなる事は誰もが望む事だと思います。

誰もが気軽に参加できる、住みやすい、生活しやすい地域を目指して、年齢、性別、立場、仕事、病気など関係なく、誰もがどこでもリアルに顔の見える関係を持つ、交流、参加でき、思いを話せる、語れる、聞くことができ、人によって様々ですが能力を発揮できる、やりたいことをみんなで実現できる、自己実現の機会の場にもなりうる、そのような場を整えていく、ということですね。

 

逆に言えば、このような場を整えることで、結果的に、住みやすい、生活しやすい地域に自然となっていく、と思います。ともかく、誰もが孤立せず、語り合い、相談し、学ぶことのできる場を整えていく、その場は何をテーマとするかによって変幻自在に変わり得ます。

この度のように、認知症をテーマとしていれば、「認知症カフェ」となるでしょう。

 

難しいこと抜きにしても、専門職であっても、専門職ではなくても、誰でも、誰かと話し(それが生産的なものではなくても)、自分の思いを語ることができ(制止されることなく)、誰かとつながることができる、

自分の能力を発揮できる、何かにたずさわることができる、あそこに行けば、誰かに出会える、そのような場は必要でしょう。それが、前に進む力になるのだろうと思います。

 

孤立しないで認めれれて受け入れられる。

無力感、人生を諦めることになってしまわない関係性を持ち続ける。

そんな、顔のみえるリアルな出会いが繋がり、架け橋となる。

そこがLiveBridge下関が目指しているところです。

 

この度は、福祉医療の専門職が多く集っている認知症カフェについて考えなおす場を持ったことがきっかけで、地域の枠にとらわれず認知症カフェをやってみようということになりました。

LiveBridge下関代表 中村 弘